楽しいこと、辛いこと、ロックバンドにできること
ドラムの野崎です。せっかくゆ〜すほすてるのブログが始まったので最近考えていること書きます。
○楽しいこと
友達や恋人と遊んだり、一人で何かに没頭したりと、人それぞれ楽しいことあると思います。
楽しいことって、瞬発力がすごくてその最中はほんとにいろんなこと忘れて大爆発できますよね。
だけど、楽しい時間は過ぎるのも早いし思い出に変わるのも早い。次の日には頭の中に整理され始めちゃう。ほんとすぐに思い出になってしまっている気がします。あんなに楽しくていろいろ感じたはずなのにね。
○辛いこと
仕事で怒られた、友達と喧嘩した、恋人にフラれた、、など、辛いことも色々起きるのが人生。
そういう辛いことって、楽しいことに比べて瞬発力はそこまで無い気がします。
だけど次の日も次の日もずっと胸の中に残っちゃいませんか?
みんな、そういうもの、不発弾みたいなものを少なからず抱えているのではないでしょうか。
○辛い時どうするか
話は飛びますが、ジョジョの奇妙な冒険第2部のエシディシというキャラクターをご存知でしょうか。
エシディシは主人公からの攻撃によって腕を失ってしまいます。その時にとった行動がコチラ↓
「あんまりだあぁぁ」と泣きわめいて次の瞬間スッキリしたのです。。
最近辛いとき、エシディシみたいに泣いてスッキリしてぇぇと思います。
こんなことできるのは人間じゃ無いけど。。(エシディシは人間ではありません)
では人間である僕らはどうするか。
愚痴を聞いてもらったり、お酒飲んだり、それも人それぞれありますよね。
そうやって時間をかけて不発弾を処理しつつ毎日生きていくしかありませんね。
○ロックバンドにできること
バンドがかっこいいライブをしてて、観客もめちゃくちゃ熱くなっている空間、あれって何がおこっているんだろう。
バンドがステージ上で爆発して、その飛び火が観客が胸に抱えている不発弾に火をつけて会場全体が大爆発をしているんじゃないかなあ、と最近思います。
ああいうライブの空間って、例えばディズニーランドにみんなで行っている時のような『ただただ楽しい』だけの空間ではない気がします。(ディズニーランドをバカにしているわけではないですよ、ぼくめっちゃ好きなので誰か行きましょう。)
楽しいの大爆発と似ているけど、やっぱ違う。
踊ったり歌ったりダイブしたり泣いたり笑ったりジッと見つめたり、、
そういうのって、モチロンかっこいいライブをしてくれるバンドのおかげでもあるけれど、その人自身が爆発した結果なんだよね。
あの空間にいる人は、気づかないうちにみんなそれぞれ自分のライブをしているのではないでしょうか。
こういう空間って、ロックバンドにしか作ることができないんじゃないかな。
バンドをやっているからには誰かの不発弾に火をつけたいと思っています。
そのためには、まずは自分たちが爆発しないとダメですね。
自爆します。ドッカーーーーン!
【Next自爆告知】
今週の土曜にゆ〜すほすてるの自爆があります。ぜひ遊びに来てください。
ゆ〜すほすてるのHPやTwitterで取り置き受け付けています。
あとがき
このブログを書こうと思ったときに思い浮かんだ2曲を紹介します。
○オワリカラ「othersideかなた」
「大人なんだから、もうロックバンドになんか頼るな
それを言っちゃう君を全部まとめて連れてくよ」
ロックバンドについてうたっています。しびれる。
○ベランダ「2017」
「ハローディアマイフレンド
全ての悲しみを歌ではなく涙にちゃんと変えるんだよ」
この歌詞、どうやって出てきたんだろうと妄想すると、とっても恐ろしい。
想像を絶する。
終わり。